Excelでは、データの入力規則を使うと、セルに入力できる文字数を制限できます。
たとえば「10文字のみ」「5文字以上」「1文字以上20文字以内」のように設定できます。
この記事では、郵便番号のように「指定した文字数以外を入力できないようにする方法」を解説します。例として、ハイフンありの郵便番号を8文字で入力制限します。
8文字以外の入力でエラーにする手順
郵便番号を入力したときに、8文字以外であればエラーを表示し、再入力を求める設定手順です。
データの入力規則の文字列(長さ指定)を使い、入力された文字数が8文字であるかを確認します。
文字数の制限を設定したいセルを選択します。

セルに入力できる文字数を設定するため、[データの入力規則]ウィンドウを表示します。
[データ]タブから、[データの入力規則]ボタンをクリックします。

[入力値の種類]を「すべての値」から「文字列(長さ指定)」に変更します。

[データ]を「次の値の間」から「次の値に等しい」に変更します。
「次の値に等しい」にすると、特定の文字数以外はエラーになります。

[長さ]を入力します。長さとは文字の数のことです。
1つ前の手順で、[データ]を「次の値に等しい」に設定したため、ここで入力した[長さ]の文字数以外はエラーになります。
ハイフンを含んだ郵便番号は「123-4567」のように8文字ですので、「8」を入力します。つまり、8文字以外の入力はエラーとなります。

[OK]ボタンをクリックして、データの入力規則の設定を確定します。

設定したセルに入力した文字数が7文字、9文字のときにエラーとなることを確認します。また、8文字の場合は入力することができれば成功です。

文字数制限をかける際の注意点
既に入力されているデータは自動で修正されない
入力規則の機能だけでは、既に入力されているデータが何文字かを一覧で確認することはできません。
ただし、入力規則に違反しているセルを確認することはできます。
[データ]タブ → [データの入力規則]の▼ → [無効データのマーク](画像1の①)をクリックすると、入力規則に違反しているセルに赤い丸が表示されます(画像2の①)。
赤い丸の表示を消したい場合は、[データ]タブ → [データの入力規則]の▼ → [入力規則マークのクリア](画像1の②)をクリックします。

コピー&ペーストでは制限できない場合がある
文字数を制限しても、コピー&ペーストによる入力は完全には防げません。そのため、データの入力規則を設定していれば必ず安全、というわけではありません。
コピー&ペーストによる入力まで確認したい場合は、マクロ(Excel VBA)を使う方法もあります。
ただし、入力のたびにマクロが実行されるため動作が重くなる場合があり、保守できる人も限られるため、初心者にはおすすめできません。
その他の文字数制限について
[データの入力規則]の[データ]を変更すると様々な文字数の制限を設定することができます。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 次の値の間 | 指定した最小値から最大値の範囲内なら入力可能 |
| 次の値の間以外 | 指定した最小値から最大値の範囲外なら入力可能 |
| 次の値に等しい | 指定した文字数なら入力可能 |
| 次の値に等しくない | 指定した文字数以外なら入力可能 |
| 次の値より大きい | 指定した文字数より多い文字数なら入力可能 |
| 次の値より小さい | 指定した文字数より少ない文字数なら入力可能 |
| 次の値以上 | 指定した文字数以上なら入力可能 |
| 次の値以下 | 指定した文字数以下なら入力可能 |
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