Excelには「元に戻す(Undo:Ctrl + Z)」や「やり直し(Redo:Ctrl + Y)」の機能があります。
2〜3個前の操作に戻すだけなら、ショートカットキーを数回押せば済みます。
しかし、10個前・20個前の操作に戻したいときは、何度もキーを押す必要があり手間がかかります。
今回は、その手間を省き、Undo/Redoをリストから選んで一気に操作できる方法を紹介します。
目次
マウス操作でリストから選択する方法
クイックアクセスツールバーにある「元に戻す」や「やり直し」を使用します。
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「元に戻す」、「やり直し」のアイコンの右にある『 v 』をクリックする

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元に戻したい(やり直したい)操作をクリックする

たったこれだけの操作です。
何度も「Ctrl + Z」や「Ctrl + Y」を押すより早いでしょう。
次にマウスを使わず、ショートカットキーを使用する方法を紹介します。
ショートカットキーをリストから選択する方法
ショートカットキーを使用して、Undo/Redoをリストから選択する方法です。
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Alt キーを押す

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対応した数字のキーを押す

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上下キーで、どこまで元に戻す(やり直す)か、選ぶ

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Enterキーで 元に戻す(やり直す)操作を実行する

「Ctrl + ホイール」で拡大・縮小を行うと、ホイール操作ごとに表示倍率の履歴が残ります。
この状態で「Ctrl + Z」で元に戻そうとすると、履歴を一つずつたどるために何度も「Ctrl + Z」を押す必要があり、そのたびに再描画が発生して時間がかかってしまいます。
そのような場面で特に効果的です。